あけましておめでとうございます。って書こうとしたらもう15日。やばいですね。冬コミではたくさんの人に来ていただいてありがとうございました。新刊の『飛びこめ!!沼 03』と『FGOの北上さん 01』は通販やってます。ぜひ。
COMIC ZIN
恵文社
で、タイトルにある通り、突発的にα7IIを手放し、α6500を買ってみました。僕のメインはsd Quattro Hで、サブカメラとしてはできるだけ軽く小さく、sd Quattro Hの苦手な暗所、動体に強くてAFの速いカメラを、という事でAFや連写の効くα6500のほうが自分向きなのではないか、と思ったからです。使ってみると、うちにはEマウントのレンズがほとんどなく、SAマウントのレンズをMC-11経由でα7IIにつけて使っていたので、MC-11経由だとα7IIとそんなにAF速度や食いつきが変わらない気がして、ちょっとがっかりでした。でも、まだちょっといじっただけなので僕が使いこなせていないだけかもしれません。
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 017 などはα6500の方が迷いなくすっとピントが合うので、AFの速いレンズを調べて試してみます。
……と言いつつ、M42マウントの古いレンズで散歩です。M42マウントレンズはsd Quattro Hにもつけられるので、sd Quattro Hとα6500をリュックに入れて出かけてみました。今までα7IIをsd Quattro Hのサブ、と言いつつ、重くて二台持ち歩くことはほとんどなかったので、こういう使い方ができるのはいいですね。まあ、150gの違いなのですが。
とりあえずsd Quattro HにMIR-1B 37nn F2.8というレンズをつけて井の頭公園を散歩。


sd Quattro HにMIR-1B 37nn F2.8。古いレンズは逆光に弱いですね。

周辺が緑っぽくなるのはFOVEONセンサーに専用ではないレンズをつけた時に起きる現象です。SD1はもっと強かったのですがsd Quattroになってそれほど目立たなくなりました。

MIR-1B 37mm F2.8、解放で。ボケは少しモサモサしてる、かな?

少し絞ったところ。カメラの液晶では、解放だともっとハイライト部分がボワっとしていたのですが、現像してみるとそうでもないですね。


レンズが古いと景色も古く感じますね。

かいぼり中のひょうたん池。青い網の部分、原寸でぜひ。ポケットに入るくらい小さな古いレンズで、このくらい映ったら立派なものかなと思います。


エチゼンスイセン。緑のくすみ方なんかが、やはり今のレンズとは違う気がします。
ここでレンズとカメラをチェンジ。α6500とHELIOS 44-2 58mm F2というレンズ。


α6500 HELIOS 44-2 58mm F2。44-2という型番のせいでつい44mm F2のレンズかと思ってしまいますが58mm F2です。

ヘリコイド付きのマウントアダプターなので、ここまで寄れます。

マクロ専用のレンズみたいですね。




現像でハイライトを抑えて、白く飛んだ空を青くしています。彩度を上げているわけではないですが、こういう感じになります。

解放だとこんな感じ。ハイライトが少しボワっとします。

少し絞ったところ。キリッとしますね。


かいぼり中で水を抜いているので橋脚がこんなに見えています。


これはLUMIX TX-1。望遠250mmでアオサギを。

カラス。近づいても逃げないので、α6500 HELIOS 58mm F2でどこまで寄れるか挑戦。

鳴いてます。


さらににじり寄る。



HELIOSと言えばぐるぐるしたボケが特徴らしいのですが、なかなかそういう写真にならなくて、やっと撮れた一枚。
最後にHELIOS 44-2 58mm F2をsd Quattro Hにつけて公園をもう半周。

sd Quattro HのM42マウントアダプターにはヘリコイドはないので、これが寄れる限界。
sd Quattro HはAPS-H、α6500はAPS-Cなので、58mmのHELIOSはsd Quattro Hだと75.4mm、α6500だと87mmになります。

同じ位置からではないですが、井の頭弁財天。

sd Quattro Hでも、RAW現像でハイライトを抑えて白飛びした空を回復させるとこんな感じ。

特に面白い写真ではないですが(どれもそうか……とほほ)、かいぼり中しか見られない光景。sd Quattro Hの方が周辺に緑がかぶるので、レトロな雰囲気になりますね。モノクロ現像も面白そうだなあ。
……とまあ、こんな感じです。とりとめなくてすみません。今年もよろしくお願いいたします。









