2017年は色々あって経済的に大変でしたが、今年に入ってなんとか回復して来たので、6年買い換えていなかったMacBook Proを新調する事にしました。と言っても、2016年版の整備品ですが。
まず、まあ記念に開封写真などを。
2012のMacBook Proを買った時は、デザインはもうこれで完成系だな、と思ったものですが、2016と比較するとやはり少し詰めが甘く見えますね。でも、6年でこの程度しか変わらないというのは、やはりもう成熟したマシンなんだなあと思います。
2012からのデータ転送でいきなり詰む。整備品の2016はOSも2016年のSierraで、今使っている古いMBP2012は最新のHigh Sierraなのでこんな事に。一度転送をキャンセルしてOSをアップデートしてから改めて転送アシスタントを立ち上げればいいのですが、せっかくなのでクリーンインストールする事に。
Apple IDに登録された名前からアカウント名を自動で作ってくれる工程でちょっとした間違いがww。
iCloudで、ことえりの辞書を自動で同期してくれる……はずがなぜかこの2語しか同期されない。1時間くらいしたら突然同期されました。理由は不明。
そんなこんなでセッティングも終わり、6年でどのくらい性能が上がったのかわくわくしながら、ちょっとベンチマークなぞをとってみました。とってから、バックグラウンドでdropboxがファイルを転送していたり、細かいところで条件を揃い切れていなかったし、複数回の平均でもないので、まあ大雑把な参考程度にみてください。
現在の僕のMacの使途で負荷のかかるものは、ほぼ絵を描く事と写真の現像だけで、あとはこんなふうにブログを書くくらいです。なので、僕にとって一番高速化されると恩恵の大きいSIGMA Photo ProのX3Fファイルをjpegの画質11(最高は12だけど極端にファイルが大きくなるので)で書き出すテストをしてみました。適当に選んだ4枚の写真の書き出しにかかった時間です。
メモリ追加使用は全てのテストでON、グラフィックボードはONとOFF両方試しました。
まず古いMBP2012 2.6GHz SSD512G メモリ16Gから
//embedr.flickr.com/assets/client-code.js
MBP2012 gra-on 01:47:48
MBP2012 gra-off 02:17:78
という結果でした。続いてMBP2016 2.7GHz SSD512G メモリ16G。スペック的にはほとんど変わっていないですが、CPUの世代がだいぶ違います。メモリやSSDの速度も格段に上がっているはずです。
MBP2016 gra-on 01:04:95
MBP2016 gra-off 01:53:80
GPIU高速化ON同士だと、約二倍の高速化という感じです。6年という時間を考えるともう少し劇的に上がって欲しかった部分もあるのですが、とりあえずうむうむよしよしです。PC自体がもうCPUのクロック競争みたいなところは終わって製品として成熟期に入ってますしね。でも、GPU OFFだとクロックぶんくらいしか速度が上がっていないのはちょっと残念でした。他のもっと信頼できるベンチマークではもう少し差が出ているので、僕のミスかもしれません。体感では、Finderの挙動一つとっても、滑らかさが一段違う感じで、それなりに満足感はあります。でも、1日でなれちゃう程度でもあります。うーん……。
ディスプレイの綺麗さも、並べれば僅かにコントラストが上がっていますが、正直MBP2012で十分満足でした。
目玉機能のTouch Barについては、今のところ全く使うタイミングがありません。これ、いる?
そかなわけで、高かったわりには地味な結果になりましたが、仕事に必要なもので、ストレージやバッテリの寿命的にも2012年のマシンをいつまでも現役で使い続けるわけにも行きませんしね……。
そんなわけでMacBook Pro 2016は素晴らしい完成度ですが、そもそも2012の時点で十分な完成度だったのであんまり変わらない、という結論でした。うーん……。
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