2017-06-05 人に見せるまでが写真なのではないか

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幼稚園で、各家庭ごとに自分のアルバムをつくる、という行事があって(行事というか、まあそういうものらしいです)、データではなくちゃんとプリントされた写真が必要になり、奥さん( ̄Σ ̄)が、いちいちプリントに出すのではなくその場でプリントできないか、というので富士フイルムのinstax SQARE SQ10(いわゆるチェキの新しいやつ)を買いました。ついでに僕の撮りためた写真もプリントしてみようと思い、キヤノンのSELPHY CP1200という、フォトプリンタも買いました。

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SQ10は、チェキとデジカメのハイブリッドのようなカメラで、普通のデジカメのように写真をMicroSDカードに保存して、気に入った写真だけをプリントする事ができます。
試しに子供たちを撮ってみましたが、データではなく物として写真が存在する、というのはいいものだな、と思いました。SQ10の、背面液晶に表示された写真が上にスクロールして、それに合わせて印画紙がせり上がってくる演出もとてもいいです。カタログスペック的には意味を持たない演出ですが、これがあるのとないのとではプリントする楽しさが全然違ってくると思います。

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CP1200は、昇華型熱転写方式のフォトプリンタで、Wi-Fi経由でiPhoneやパソコンから手軽に写真をプリントできます。プリンタに関しては、5年くらい前にキヤノンやエプソンの複合機を買って、Wi-Fi経由のプリントがなかなかうまくいかなかったり、インクがすぐに詰まって、ヘッドの清掃のたびにインクを消費して、まるでプリンタが、なんとかインクを無駄遣いして高価なカートリッジを買わせようとしているみたいに思えてもうプリンタは家に置きたくない!と思っていたので、自分としては思い切った買い物でした。
CP1200に関しては、インクジェットのようにヘッドが詰まる心配はないし、iPhoneからのプリントも専用アプリで簡単にできました。オーバーコート処理があるので、ある程度の耐水性があり、色あせもしにくいです。
ランニングコストは、ハガキサイズ108枚+インクカートリッジで3000円くらい、1枚30円くらいです。

iPhoneのライブラリから何枚か選んでプリントしてみたところ、若干赤みが弱く彩度が低めに出る傾向がありますが、なかなかいい感じでした。

そして、プリントしてみてわかった事がふたつあります。

ひとつは、僕は自分が撮った写真を家族に全然見せていなかったという事です。iPhoneで撮った子供の写真なんかは、奥さんとLINEで送り合ったりしていますが、ちゃんとしたカメラで撮った写真は、ほとんど見せていませんでした。
僕は撮った写真はひとまとめにflickrにアップするのですが、家族の写っている写真は非公開にしているので、僕以外が見るにはちょっとした手間がかかって、非公開の写真は基本的には僕以外誰も見ていないという状態でした(以前はブログにアップしたりしていたのですが、子供ができてからはなかなかブログを書く事もできず、この記事も書くのに2週間くらいかかってしまいました)。

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もうひとつは、プリントしようと写真を選んでいて、プリントしたいと思えるような写真が全く見つからなかった事です。
僕はもともと、記録マニアで、カメラに興味を持ったのも、日常を記録するためでした。なので、構図を組み立てたりせず、自分の視点でできるだけ平易な状況説明になるような写真を撮り続けていて、未だにその癖が抜けません。見返すと、僕の個人的な記録というか、その日のことを思い出すトリガーにはなっているのですが、僕以外の人間には全く面白くないものばかりです。その事に、写真をプリントしようとした時に改めて気付かされました。何というか、写真の楽しみのうちの、カメラをいじってシャッターを押すところまでしか興味を持たず、残りの半分を捨てていた気がします。

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この事がきっかけで、写真を撮るときに、少しだけ人に見せることを意識するようになりました。まあ、それですぐ何かが変わるわけではなくて、気になったものを画面の真ん中に置いてピッと撮ってしまったりするのですが。でも、バックアップストレージと化していたflickrやInstagramをもう一度ちゃんと使ってみようかなと思ったりしています。

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そんなわけで、写真をプリントするとか、アルバムを作ってみるとかすると、自分の写真について色々と発見があってとても良かったというお話でした。

ちなみに僕のflickrはここ

Instagramはここです。