2016-07-14 慌ただしい朝の支度

 珍しくタマゴ( •~•)のお弁当を作った。まあ、作ると言っても時間がなくてご飯とふりかけと冷凍食品だ。一品くらい作ってあげられるといいんだけど、夏場はちゃんと腐らないようにできるかとか色々気を使う。
時間がないのに撮るなよ、と思ったけど数枚。

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 貼るだけでキャラ弁ぽくなる海苔をのせたらご飯の湯気でみるみるうちにくしゃっとなってしまった!覚まさなきゃダメなのか。とほほ。

朝食はパンケーキ。急いで焼く。

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 わっ。蓮画像みたいになった!もうちょっと混ぜて気泡をなくさなきゃだめだったか……。

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 とりあえず裏がえす。

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 時間がなくてお皿に盛り付けた写真は撮れず。朝の慌ただしい時間でも、もうちょっと画になる写真が撮れるようになりたいなあ。

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2016-07-12 日常にsd Quattroを(外に出れないので家の中で無理やり使う)

 子供が風邪をひいて熱が出たりハナが出たりお腹が痛いと言い出したりの毎日です。
 そんなこんなでここ数日家から出る事ができず、sd Quattroで試したいレンズがまだまだあるのに、と悶々としてましたが、とりあえず家の中で使ってみようかと思いました。
 ( ̄Σ ̄)がセーラームーンのフィギュアを買ったから撮ってくれというので撮ってみたり(SFDのテストをしたので後日載せます)サボテンを撮ったりとか。
 今日は、( ̄Σ ̄)がタマゴ( •~•)に添い寝したらひっついて起きられないので夕飯の支度をしてくれというのでsd Quattroを持ってキッチンへ。
 レンズはSIGMA 24-70mm f2.8 IF EX DG HSMです。
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 まずは鶏肉を焼けとの指令が。タレにつけてあるから焼くだけだそうです。焼くぞ焼くぞ。

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 焼いてます。

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 焼けてきました!しまった。あんま変わり映えがしない!
 もっといろんな撮り方を模索するべきだった。でもキッチン狭いし油がはねるから寄れないし……。
 ちなみに、暗いので普通に撮るとISO640とか800とかになってしまうので、ISO200固定でぶれないように必死に撮ってます。これはシャッタースピードが1/30しかないですね。

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 だいぶ焼けました。おいしそうな感じが伝わるといいのですが……。

 ここで、暗いならライトをつければいいじゃない、と気づく。

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 イェーイ。

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 ライトをつけた状態で。でもISO100にしたらSSは1/15。

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 こっちは1/40。フライパンやコンロが黒いので、測光する位置や全体の黒の面積比によってSSが変わってきてしまうのかもしれません。

 野菜何かない?と( ̄Σ ̄)に聞いたらもやしとトウモロコシがあるとの事。よし茹でよう。

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 まずもやし。

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 茹りやがれ!

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 トウモロコシ。

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 ライトを当てたら白飛びした!Lightroomで白飛びを抑えたら変な色に。光源が近すぎた。光を散らす工夫をしないと。

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 SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSMで目一杯寄るとこのくらい。IFってSIGMAの他のレンズで聞かない記号なので何かと思ったらインナーフォーカスの略だそうです。ズーム時にレンズの前玉が回転しないので花形フードがつけられるのが利点みたい。なるほど。

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 もやしにホットもやしソースをかける。

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 完成。いや、ものすごく簡単なもので恥ずかしいですが。

2016-07-12 sd QuattroのSFD撮影の難しさ

 sd Quattroは明るい場所ではものすごい高精細な描画をしますが、高感度は苦手です。暗所ではノイズが乗りやすく、色もずれたり褪せたりします。
 その問題に対処するために、sd Quattroには二つの新しい機能が付きました。ひとつは画像を縮小してノイズを減らすビニングという機能。もうひとつは露出を変えて7連写し、合成して超高精細な一枚の画像を作り出すSFDという機能です。

 どちらもこんな機能があったらなあと密かに思っていた機能でした。大変ありがたいです。
 で、早速いそいそと試してみました。まずはSFDの方から。

 SFDの特性として、わずかでもカメラや被写体が動くと合成した時に画像が崩れます。なので動かない被写体とカメラを完全に固定できるしっかりした三脚が必要になります。
 当たればすごいですが思っていた以上に難易度が高いです。逆に言えば、僕は今までブレに対して甘く考えていたという事です。つくづくSIGMAのカメラは基本の大切さを教えてくれます。

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 まずは適当な気持ちで安い三脚でパチリ。ブレッブレです。拡大していただくとバグってるみたいに画像が乱れています。
 これは三脚がカメラの重さに耐えられていない事と花が風で揺れているのとダブルパンチですね。

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 これが通常の撮影。

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 次は先日行ったセーラームーンカフェで。拡大するまでもなくしっちゃかめっちゃかです。
 左はタマゴ( •~•)の手です(笑)。背景の緑色は照明です。照明は、明るさが変わったのかもしれません。
 ブレない、動かない、だけでなく明るさが変化しない、というのも重要みたいです。

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 少しカメラ位置が違いますが、通常の撮影。

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 カメラやレンズの性能テストの被写体がカメラとかレンズってなんかダメな人って感じですが、三脚ではなく枕の上にsd Quattroを乗せて撮影。これはほぼぶれずに撮れて結構いい方法かなと思いましたが、何枚か試してみたらシャッターショックでじりじりと動いてしまうので成功率は高くありませんでした。

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 サボテン。これはわりとうまく撮れています。でも微妙にブレているというか、滲んだような描写になっている部分があります。これも三脚ではなく、カメラを台に乗せて撮った気がします。シャッターも普通に指で押しましたが、レリーズを使うか2秒タイマーにして撮影中はカメラに触れずに済むようにしなければブレを抑え込めない感じです。

2016-07-09 奥さんに連れられて雨の中Q-POT cafeのセーラームーンコラボに行ってきた。sd Quattroを抱えて

 我が家では今、セーラームーンブームです。最新のやつじゃなくて昔のRだかSだかSSだか、そういうやつ。( ̄Σ ̄)がセーラームーン世代なので、最近その世代に向けて大人向けのグッズとかコラボイベントがたくさんあって、親が熱中していると子供も影響されますね。でもタマゴ( •~•)はカメラに興味持たないなあ。

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 まあとにかく、表参道のQ-POT cafeに行きました。あいにくの雨ですが、sd Quattroば防塵防滴なので持って出てみます。まあ、つけてるSIGMA 35mm DG HSM Artは防滴じゃないですけど。

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 バスが雨で遅れて、店に着いたのは予約ギリギリ。店の前には10人ほどの行列。予約でも並ばないと入れないってすごい。店頭にモニタがついてセーラームーンを上映していたり、店の周りの柵に全面セーラームーンの垂れ幕がかかっていたりしていて、並んでいると、道行く女の人がかなりの確率で立ち止まり、スマホを取り出して写真を撮っていきます。すごい人気だったんだなあ、と言うか今だに人気なんだなあ、とびっくりしました。

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 待ってる間にドアノブなどを撮る。金属や水滴の質感がとてもいい。

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 やっと店内へ。店員さんに許可をもらって撮影。人が写らないように照明などを。Q-POTだからポットなのね。

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 ミルクティームース。絵柄がいろいろあるらしくて、( ̄Σ ̄)がいろいろ買っていました。

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 テーブルに案内。チョコレートの形のテーブルです。喜ぶタマゴ( •~•)。早速変身アイテム的なものを出しています。

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 薄暗い店内でしたがISO100をキープ。F1.4の明るいレンズがつけられるのはいいですね。sd Quattro持ってきてよかった。

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 続いて( ̄Σ ̄)のカバンからフィギュアが出てきました。

 せっかくなので、テーブルにカメラを固定してSFD撮影に挑戦。

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 これは普通に撮影。

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 これはSFD。拡大していただくと分かると思うのですが、ディテールの描写がすごいです。でも、露出を変えて7枚連写して合成するので、わずかでもカメラや被写体が動くと画面が崩れます。今回は背景の照明が動いたのか明るさが変わったのかしたせいで、背景が崩れています。
 SFDははまったら凄そうですが、うまく撮るのは難しそうです。精進せねば。

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 コラボメニューのケーキがきました。お皿はもらえるそうです。ケーキは過剰に甘すぎず美味しかったです。

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 続いてパフェ。こういう電球色の室内の時、その場の雰囲気通りに現像するか、ホワイトバランスを調整してフラットな色にするか迷いますね。これは見たままの色。食べ物によってはお皿とかを基準に白が綺麗に白になるように調整した方がおいしそうに写る事もあります。

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 持ってきたムーンスティック(?)を振りかざしてご機嫌タマゴ( •~•)。

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 グッズがいろいろ売っていました。外国人の男女の一団がいたりしました。

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 斜め向かいにQ-POTのアクセサリーの店があって、こちらでもコラボグッズが売っていました。タマゴ( •~•)が2万円くらいするでかいハートのネックレス?みたいなのを欲しがって大変でした。

 店を出ると雨もほぼやんでいたので、少し散歩。

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 そんな1日でした。

2016-07-07 sd Quattroが来たぞ!

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 楽しみすぎて朝3時に起きてしまったさ!朝というか夜中だ。5時まで寝付けず気づいたら8時でタマゴ( •~•)が幼稚園に遅刻しそうになったさ!そんなsd Quattroがやっと来ましたよ。

 新しいカメラを買ったら楽しい気持ちになるのは当たり前ですが、SIGMAのsdシリーズには思い入れがあって、その最新モデルであるsd Quattroに対する期待のハードルはとても高かったわけですが、結果的に、いくつか問題点もあるけどそれ以上に持って嬉しく撮って楽しく、撮れた写真を見て一喜一憂できるSIGMAらしいカメラに仕上がっていてとても良かったです。

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 まず、入手したばかりのSIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMをつけてみました。SVGラインのレンズではないので時々AFが迷いますがおおむね問題なく動きます。α7IIにMC-11経由でつけると、電子接点の接触が悪くてAFがうまく動かない事があるのですが、多分この個体の問題だと思います。中古なもので。

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 今まで第一線で頑張ってくれた先代SD1と。

 フォトヨドバシじゃないけど、ありがとうSD1、こんにちはsd Quattro。

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 井の頭公園へ。記念すべきファーストショット……でいきなりのフリーズ(笑)。いや、sd Quattroを応援したくてこのブログ書いてるのにあれですが、SDカードをちゃんとフォーマットしなかったからなのか、暑さのせいか、伝説の不良と呼ばれた俺の初期不良引き当てスタンド能力が発動したのか、とにかく一枚目と二枚目はシャッターを押した瞬間液晶画面が止まってしまって電源を切る事もできず、バッテリーを抜いて再起動しました。3枚目以降はそういう事はなく、原因は不明です。

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 おしべにピントを合わせてみました。何というかカメラの中に小さいドッター職人おじさんがいて手打ちしたみたいな描写です。

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 薄暗い葉陰のカタツムリ。ISO800ですよ!。……って、普通のカメラ使ってる人は何言ってるかわからないかもしれませんがMerrill時代なら、いや、dp Quattroでもちょっと葉の色が褪せたり細部のディテールが失われたりする感度ですが、全く問題を感じません。これはsd Quattroの新機能のビニングというやつで、画像サイズを小さくしてノイズを減らしてくれます。もちろん画像自体が小さくなってしまうのでディテールはそのぶん失われるわけですが、例えばブログに貼りこむような用途であればとても強力な機能です。ISO1600がそれなりに実用的になりそうです。

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 これもビニング。ISO1000とは思えない。……まあ、普通のカメラだったらISO1000なんて普通なんですが(笑)。

 eyefi mobi pro 32Gを入れているのですが、そのせいか他のレビュアーの方の感想よりバッテリーの減りが早い気がしました。スリープや電源オフにせず、起動したまま持ち歩く時間が長いせいかもしれません。

 sd Quattroとα7II+MC11の二台持ちで、昼はsdQ、暗くなったらα7II、のような使い分けを考えていたのですが、重くて無理かも、と思いました。像面位相差AFが使えなくなりますが、QX1ならいけそうです。

 SIGMAが公式に対応を保証しているのはSVGラインのレンズだけです。でも、比較的新しいレンズはSVGでなくても使えるようです。SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMは一応動きました。

 液晶は、僕の手持ちのカメラでいうとα7IIより解像度は低いですが、実用レベルだと感じました。EVFも荒いしラグが大きいですが、僕の使い方だとそれほど困る事はなかったです。

 dp Quattroの頃から感じていましたが、水準器がついたのはとてもいいのですが、ラグが大きいのと、ピントが合った瞬間、一瞬無反応になるのがとても気になります。もうちょっと反応速度をあげて欲しいです。

 画質に関しては、今のところとてもいいのではないかと思います。ビニング機能はまさに欲しかった機能なのでありがたいです。7枚連写して高精細に一枚を合成するSFD機能は、何枚か試したのですが三脚が貧弱でブレブレでした。70-200mmは重いですし。新しい三脚を発注済みなので到着し次第再挑戦します。

 ボタンの配置はよく考えられていていいと思いますが、SMAP(スマップじゃないです。撮影モードの事)の変更はダイヤルか、もう少し大きなボタンであって欲しかったです。僕はできるだけ低いISOで撮影するためにモードをこまめに切り替えたり、風景と子供を交互に撮ったりするので。

 この日は真夏日で、使用中ずっと温度警告アラートがでっぱなしでした。でもそれに起因するトラブルはありませんでした。

 サブモニタは本当に便利です。

 ビニング機能で縮小してノイズを減らした写真は、拡大すると鞍部に横縞が見える事があります。多分ソフトウェア的な問題なので改善されると思いますが、ぜひ早く。

 まずは取り急ぎファーストインプレッションです。僕はこのカメラがとても好きです。ありがとうSIGMAさん。

2016-07-02 SIGMA sd Quattro体験会に行ってきました

前回、4月11日に表参道polygonというイベントスペースでsd QuattroとMC-11の体験会がありましたが、今回発売直前の製品版(ですよね)のsd Quattroを体験できるという事で、またいそいそと行ってきました。

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 まず、sd Quattroというカメラについて言いたい事があります。過去のsdシリーズとdpシリーズの関係性から考えると、sd QuattroはSIGMAのカメラのラインナップの中で、上位機種という位置付けになると思います。今後一回り大きなセンサーを積んだsd Quattro Hというモデルが出ますが、今のところsd Quattroがピラミッドのてっぺんにいて、その下にdp Quattroシリーズが並ぶ感じだと思います。というか、そうだと思って、価格は20万切ってくれれば御の字、くらいに考えていました。248000円だったら、何とか頑張って買いたい。198000円だったら即買い。でも最近のSIGMAさんは攻めてるから、もしかしたら168000円くらいかも、いや、それはさすがに夢を見過ぎかな、などとワクワクソワソワの日々を送っていました。

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sd Quattro + SIGMA 20mm F1.4 DG HSM Art

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sd Quattro + SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

 数日前に突然、販売価格が89000円前後、とネットでリーク情報が流れました。びっくりしましたが、まず189000円の誤記だと疑いました。でも本当でした。実売価格は約8万円!僕なんかヨドバシのポイントが5万近くたまってたから3万ちょっとで買えちゃいましたよ!
 レンズがないとはいえ、まさかdp Quattroシリーズより安いとは思いませんでした。

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比較としてα7II + SIGMA 20mm F1.4 DG HSM Art

 長々と何でこんな事を書いたと言うと、このカメラはものすごくおすすめですよ、と言いたいのです。
 通常こういう、万人受けではないけど他に代わりになるものがない突出した個性のある製品、というのは『いくら高くても買う!』という少数の熱狂的なファンをターゲットに高めに売ったりするものなのですが(先代のSD1はそうでした)、SIGMAはあえて大方の予想の半額というとんでもないバーゲンプライスでFOVEONセンサー搭載カメラの『顔』となるカメラを出してきました。

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SPP6.4.0で目一杯crispyに。

 安かろう悪かろうではない事はデザインを見ただけでも分かります。価格をギリギリまで下げたのは、その分レンズを買ってね、という意味もあるのでしょうが、FOVEONセンサーの独特の写りに興味はあっても、扱いが難しいという噂を聞いてなかなか手を出せずにいた人にも手にとってほしい、というSIGMAからのメッセージではないかと思います。価格を下げるのって自信のなさのように見られる事もありますが、sd Quattroに関しては完成度に自信があるからこそこの価格なんだ、という気がします。

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これもSPP6.4.0で目一杯crispy。

 具体的には、入門用のカメラとしても、上級者向けとしても、α7IIシリーズのサブ機としても、sd Quattroはおすすめだと思います。僕自身は、まだカメラの事がよく分かっていなかった頃(今も分からない事だらけですが)、これを一生の趣味にしよう、という決意のもとにSD1を買いました。

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 高感度でノイズが目立つのでISOとF値、シャッタースピードの関係を理解できていないと暗い場面でノイズだらけの画面になったり、ホワイトバランスが不安定だったり、きちんと構えないとブレやすかったりで、フルオートで全てカメラ任せで撮っていた当時の僕にはとても難しいカメラだったのですが、おかげでカメラの基本を学ぶ事ができました。そして基本を踏まえて(本当に初歩の初歩のレベルの話ですが)撮ると、時々、その場にいた自分の記憶がそのまま写し出されたような写真が撮れました。時々出るそういう当たりの写真のおかげで、散歩しながら写真を撮って家に帰ってMacの大きな画面で現像するのが楽しみになりました。

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 Quattro世代になって、SD1やMerrill時代に比べて画面は随分安定して、じゃじゃ馬、と言われることもなくなりましたが、基本を理解していないと外してしまう事が多く(恥ずかしながら、この日も慌てて撮ってぶれちゃってる写真を量産してました)、理解が深まるとだんだん当たりの写真が撮れるようになるというところは変わっていないように思います。その辺りが、スマホのカメラからもう一歩本格的に、と思っている人たちにもおすすめしたい理由です。

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 sd QuattroはSAマウントという、SIGMAしかレンズを出していない閉鎖的なマウントシステムで、そこが敷居の高さのひとつだったのですが、MC-11という強力なマウントアダプターのおかげで、SVG以降のSAマウントレンズは全てEマウントのカメラに付けられるようになりました。これによって、不退転の覚悟がなくても(笑)SAマウントレンズに手が出せるようになりました。うちにはα7IIとα7s、α5000とQX1と4台のEマウントカメラがあり、像面位相差AFとコントラストAFを併用できるのはα7IIだけなのですが、とりあえずSAマウントレンズを買えばひとつのレンズがいろいろなカメラで活躍できてとてもお得です。このメリットのおかげで、SAマウント以外のレンズを買う気がしなくなりました。
 どちらがメインでどちらがサブになるかはその人次第ですが、α7IIシリーズやα6300ユーザーは特にsd Quattroはおすすめです。

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 ああ、長文になってしまった。とにかく変態と言われることの多い(笑)SIGMAのカメラですが、sd Quattroは本当に売れてほしいです。今日の体験会でますますその気持ちが強くなりました。

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 体験会では、まずいきなり道に迷って、周囲をウロウロしていたらsd Quattroを首から下げた人がわらわらと(笑)。で、その中の一人の方に声をかけて場所を聞きました。親切に案内してくださってありがとうございます。

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sd Quattro + SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM。あ、センサーにゴミついてましたね。

 会場ではfoxfotoさんに挨拶していただきました。sd Quattroを借りる時、パワーグリップを一緒に試した方がいいですよ、とアドバイスいただきました。すっかり忘れていたので助かりました。
 レンタルできる時間が30分足らずで、僕は力を入れすぎてSD1とα7IIとレンズ2本を持ち込んだのですが、sd Quattroと20mm F1.4 Artを試すので手一杯でした。

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sd Quattro + SIGMA 20mm F1.4 DG HSM Art

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体験会後にSD1 SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Artで。フリンジが結構出ていたのでLightroomで消した。同じレンズで比較していないけど、sd Quattroの方がフリンジが少ない気がする。

 ファームが製品版になったsd Quattroは、4月に試した時に比べて全体に動作が速くなっていた気がします。あと、EVFや液晶の見え方もよくなっていたような……。でも、4月は蛍光灯の下で覗いてみて、フリッカーが出てたからなあ。ネットではEVFや液晶の表示が荒い、という意見を見かけましたが、確かにα7IIと比べたら荒いですが、とりあえずそれで困ることはありませんでした。かなりの炎天下でしたが視認性も悪くなかったですし。
 AFも、僕はあまり動くものを撮らないので不満は感じませんでした。子供を撮るときに工夫が必要かな、という気はします。

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 個人的に改善してほしいのは現像ソフトSIGMA PHOTO PROの速度。大きなファイルを取り回すので読み書きに時間がかかるのは分かるのですが、今の速度で200枚とか現像するのは無理なので、まだtiffで書き出してLightroomで現像、どうしてもというものだけSPPで、というワークフローになりそうです。

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 これはLightroom。ファイル名の末尾が『_lr』はLightroom。『_spp』はSPPで現像。

 発売日が待ち遠しいです。

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